TARGETでZI指数を外部指数として使ってみよう

TARGET FJVではZI指数が初期設定されてます。
(マイニングはJRAVAN提供の指数)

調教師の中では出走登録・回避判断をこの指数を使う方もいらっしゃると
言う話を何かの放送かどこかのサイトで見聞きした記憶があります。

このZI指数、初期設定で判断材料などに使えるのは該当レースのみなの
です。理論と判断基準としては該当レースの「点」で使うだけではなく
レース履歴の「線」の分析として活用するために ZI指数を外部指数化す
る為の方法を記述します。

ZI0-1


ここから先はTARGETをコンピ指数で使おうとほぼ同じなのですが
環境作成したのが昔なので記憶を辿りにしてる部分があります。

<ZI指数保存先作成>
ZI指数ファイルの保存場所を作成します。
TARGETのインストールフォルダ(TFJVフォルダ)を開き保存フォルダを作成します。
フォルダ名は自分でわかりやすいものをつけてください 
注)
確かデフォルトであったはずなんですが(自分で作ったか不明)。
無ければZI_DATAフォルダを作成してください。

ZIfold

※※※ZI指数のファイル作成は設定の後に書いてます。

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<ZI指数表示設定>
外部指数の表示の設定を行います。
TARGETを起動し「オプション(O)」→「環境設定(E)」で環境設定画面を出します
compi1-1


環境項目設定メニューから◆その他→「外部指数の設定」を選択してください。
次に「新規作成」ボタンの押下します。
compi1-2a


外部指数指定ファイル定義の設定を行います。

ZI0-3


 <指数名>は任意の名称をつけてください。

 <パス・ファイル名>
前述で作成(確認)したZIフォルダ(ここではD:\TFJV\ZI_DATA\)
構成として
前述で作成したZIフォルダ + ZIファイルの内部変数.CSV
D:\TFJV\ZI_DATA\ZI%Y1%M1%D1.CSV
又は
プログラムフォルダ変数(%FP)+前述で作成したZIフォルダ + ZIファイルの内部変数.CSV
%FP\ZI_DATA\ZI%Y1%M1%D1.CSV
<わからない場合は上記をコピー&ペースト>

上記画像では%FPを%FDにしてありますが使用上は使えるので(試したままになってました)
そのまま載せてます。

※1)ブログ上では「¥」が「\」になりますが 
<上記をコピー&ペースト>部分をコピーして②に貼り付けると「¥」に戻ります

※2)内部変数ってな何?って知りたい方はここを参照してください
※3)プログラムフォルダ変数(%FP又は%FD)を使って設定しておくと TARGETのバックアップなどでフォルダ移動した時に再設定必要が無くなる利点があります。

<ファイル形式>
レース単位・CSV形式

<内容>
指数

<レースID>
旧仕様(8/10桁)

指数表示桁数>
整数(0-999999)

を入力・選択してOKボタンを押下します。



次に各画面の表示設定をします
compi1-5



 以下の3画面全てのチェックを入れます。
(コンピ指数で登録してる場合はチェック済みだと思います。)
成績画面に指数を表示する
出馬表に指数を表示する
ウマデータ画面の戦歴に表示

各画面の外部指数番号を設定します。
画面毎に表示出来る外部指数は1-4まで設定できます。

コンピ指数で[1]を使用してる方は[2]に設定します。
 [2]No 「2」の内訳
[2]・・・・・・・外部指数2(各画面設定の表示項目)
No 「2」・・・・・・・・先程設定した「ZI」
外部指数値2にZI値を設定しますということです。



後は出馬表を開いて(今回設定したのは外部指数2)
項目設定→項目選択画面の「外部指数2」「外部指数値2」を追加すると画面に表示されます。

compi1-6
compi1-7


以上で設定終了です。

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<ZI指数の外部指数ファイル作成>
TARGET FJVからファイルを作成するだけなのですが、
出力の仕方が意外と分かりづらいので書いておきます。

もしかしたら他にやり方が有るのかもしれません。

起動画面から出馬表を開きます。
ZI1-1


出馬表ファイル選択画面から ZI値を作成し始める開始日の出馬データを開きます。
指定した日付から過去に遡って作成していくのでデータが揃った最新日を選びます。

ZI1-0

ZI1-2

出馬表レース選択画面が表示されたことを確認して

メニューバーの「ファイル(F)」→「外部指数ファイル出力」→「この開催から過去に指定しか開催日数分、上の処理を繰り返す」を選択します。
ZI1-3


「何年前まで」か「何開催前まで」かの数値を入力しOKボタンを押下します。
一度やると後はやる必要はないので時間が有る方は年単位で作成してもよいかと思います。
ZI1-4

しばらく待ってデータが作成されたら終了です。

開催日毎や1ヶ月毎にZI値を同手順での追加作業を行います。

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<ZI値を検索項目として使ってみる>

通常のTARGETでの検索方法と同じです。
外部指数値の項目を「ZI」にして指定範囲や条件を入力指定して検索します。

指定範囲を決めずに検索結果一覧で 
指数値や順位毎でデータ分析も可能になりますので研究材料の一つとなります。


ZI2-1

ZI2-2



以上で大まかな設定は終了です。

設定などは個人の責任でお願い致します。
現在のTARGETのバックアップは、今後のためにもなるべく取ることをお勧めします。

ちなみにTARGETはフォルダごとコピーしてのバックアップが可能です。
容量は多いですが、PCが壊れて積み重ねたものが完全に無くなってからでは遅いので
半年に一度ぐらいはフォルダごとコピー&圧縮がおすすめです。



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